凛城きら

凛城 きら(りんじょう きら、1月8日[1] - )は、宝塚歌劇団専科に所属する男役[1]

東京都八王子市[1][2]、明星学苑中学校出身[1]。身長170cm[1]。愛称は「れーか」、「りんきら」[1]

来歴

2004年、宝塚音楽学校入学。

2006年、宝塚歌劇団に92期生として入団[3]。入団時の成績は16番[3]。宙組公演「NEVER SAY GOODBYE」で初舞台[3][2]。その後、雪組に配属[3]

2012年1月21日付で宙組へと組替え[4]

2021年9月27日付で専科へ異動となる[5][2]

男女両役をこなす演技巧者として、専科異動後は各組に特別出演を続けている[6]

主な舞台

初舞台

雪組時代

  • 2006年9 - 12月、『堕天使の涙』『タランテラ!』
  • 2007年2 - 3月、『ノン ノン シュガー!!』(バウホール) - デイブ/エルビス
  • 2007年5 - 8月、『エリザベート』 - 新人公演:黒天使
  • 2007年10月、『シルバー・ローズ・クロニクル』(ドラマシティ・日本青年館) - ラリー
  • 2008年1 - 3月、『君を愛してる-Je t'aime-』 - 新人公演:アルセスト(本役:凰稀かなめ)『ミロワール』
  • 2008年5 - 6月、『凍てついた明日』(バウホール) - ジェレミー・メスヴィン[注釈 1]
  • 2008年8 - 11月、『ソロモンの指輪』『マリポーサの花』 - 新人公演:エスコバル(本役:彩吹真央
  • 2008年12 - 2009年1月、『カラマーゾフの兄弟』(ドラマシティ・赤坂ACTシアター) - ユーリー
  • 2009年3 - 5月、『風の錦絵』『ZORRO 仮面のメサイア』 - リトル・クロウ、新人公演:メンドーサ大佐(本役:彩吹真央)
  • 2009年7 - 10月、『ロシアン・ブルー』 - ゲンナディ・ヴァルコンスキー、新人公演:ミハイル・ゲロヴァニ(本役:汝鳥伶)『RIO DE BRAVO!!』
  • 2009年11 - 12月、『雪景色』(バウホール・日本青年館) - 喜六/巳之助[注釈 2]平有盛
  • 2010年2 - 4月、『ソルフェリーノの夜明け』 - ルチアーノ、新人公演:マンフレッド・ファンティ(本役:未来優希)『Carnevale(カルネヴァーレ)睡夢(すいむ)』
  • 2010年6 - 9月、『ロジェ』 - 新人公演:シュミット(本役:緒月遠麻)『ロック・オン!』
  • 2010年10 - 11月、『はじめて愛した』(ドラマシティ・日本青年館) - アンリ
  • 2011年1 - 3月、『ロミオとジュリエット』 - 新人公演:ティボルト(本役:緒月遠麻)
  • 2011年4 - 5月、『黒い瞳』 - トリオ(愛)『ロック・オン!』(全国ツアー)
  • 2011年7月、『ハウ・トゥー・サクシード』(梅田芸術劇場) - コーヒーボーイ
  • 2011年9 - 11月、『仮面の男』 - 侍従、新人公演:ロシュフォール(本役:大湖せしる)『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』
  • 2011年12 - 2012年1月、『Samourai』(ドラマシティ・日本青年館) - マティアス

宙組時代

  • 2012年4 - 7月、『華やかなりし日々』 - ロイ・ストーン/ハリソン・デイン、新人公演:アーサー・シェルドン(本役:凰稀かなめ)『クライマックス』
  • 2012年8 - 11月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』 - ルッツ、新人公演:ヤン・ウェンリー(本役:緒月遠麻)
  • 2013年1月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』(博多座) - アンスバッハ/ジャン・ロベール・ラップ
  • 2013年3 - 6月、『モンテ・クリスト伯』 - ムハンマド『Amour de 99!!-99年の愛-』
  • 2013年7 - 8月、『the WILD Meets the WILD』(バウホール) - デイヴィッド・ノースブルック
  • 2013年9 - 12月、『風と共に去りぬ』 - ウィリー
  • 2014年2 - 3月、『翼ある人びと-ブラームスとクララ・シューマン-』(ドラマシティ・日本青年館) - ベートーヴェン?
  • 2014年5 - 7月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』 - ダグー大佐
  • 2014年9月、『SANCTUARY(サンクチュアリ)』(バウホール) - ギーズ公
  • 2014年11 - 2015年2月、『白夜の誓い -グスタフIII世、誇り高き王の戦い-』 - ベールヴァルドPHOENIX 宝塚!!-蘇る愛-[注釈 3]
  • 2015年4月、『New Wave!-宙-』(バウホール)
  • 2015年6 - 8月、『王家に捧ぐ歌』 - 神官ヘレウ
  • 2015年10 - 11月、『メランコリック・ジゴロ』 - 浮浪者『シトラスの風III』(全国ツアー)
  • 2016年1 - 3月、『Shakespeare〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』 - パーリー卿ウィリアム・セシル『HOT EYES!!』
  • 2016年5月、『王家に捧ぐ歌』(博多座) - 神官ヘレウ
  • 2016年7 - 10月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - ツェップス
  • 2016年11 - 12月、『バレンシアの熱い花』 - バルカ『HOT EYES!!』(全国ツアー)
  • 2017年2 - 4月、『王妃の館-Château de la Reine-』 - 丹野二八『VIVA! FESTA!』
  • 2017年6月、『パーシャルタイムトラベル 時空の果てに』(バウホール) - クレマン/バーソロミュー
  • 2017年8 - 11月、『神々の土地』 - 皇后アレクサンドラ『クラシカル ビジュー』
  • 2018年1月、『不滅の棘(とげ)』(ドラマシティ・日本青年館) - コレナティ
  • 2018年3 - 6月、『天(そら)は赤い河のほとり』 - キックリ『シトラスの風-Sunrise-』
  • 2018年7 - 8月、『WEST SIDE STORY』(梅田芸術劇場) - クラプキ巡査
  • 2018年10 - 12月、『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』 - 鳥羽上皇『異人たちのルネサンス』 - フランチェスコ・パッツィ
  • 2019年2 - 3月、『群盗-Die Räuber-』(ドラマシティ・日本青年館) - モール伯爵
  • 2019年4 - 7月、『オーシャンズ11』 - ニック・スタイン/ルーベン・ティシュコフ
  • 2019年8 - 9月、『追憶のバルセロナ』 - ジャン・クリストフ『NICE GUY!!』(全国ツアー)
  • 2019年11 - 2020年2月、『El Japón(エル ハポン)-イスパニアのサムライ-』 - レルマ公爵『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』
  • 2020年8月、『壮麗帝』(ドラマシティ) - ハフサ
  • 2020年11 - 2021年2月、『アナスタシア』 - イポリトフ伯爵
  • 2021年4月、『夢千鳥』(バウホール) - 藤岡正/久本信夫
  • 2021年6 - 9月、『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』 - マイクロフト・ホームズ『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』

専科時代

出演イベント

  • 2007年1月、『清く正しく美しく』
  • 2009年6月、『百年への道』
  • 2018年2月、『宙組誕生20周年記念イベント』

脚注

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注釈

  1. ^ 真那春人とWキャスト。
  2. ^ 彩風咲奈・帆風成海と役替わり。
  3. ^ 11/8〜27は体調不良のため休演。代役は実羚淳が務めた。ショーには12/8から復帰。

出典

  1. ^ a b c d e f 『宝塚おとめ 2023年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、14頁。ISBN 978-4-86649-223-0。
  2. ^ a b c 宝塚 宙組の凛城きらが専科へ異動 デイリースポーツ。
  3. ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 118.
  4. ^ 『2011年宝塚 Stage Album』 阪急コミュニケーションズ、2012年、85頁。ISBN 978-4-484-12505-3。
  5. ^ 宝塚歌劇団の凛城きらが専科へ組替え 松風輝は宙組副組長に 美風舞良は花組副組長に スポニチAnnex。
  6. ^ a b 『TAKARAZUKA REVUE 2022/SUPERIOR MEMBERS』 宝塚クリエイティブアーツ、2022年、121頁。ISBN 978-4-86649-194-3。
  7. ^ 宝塚 雪組全国ツアー開幕 トップ彩風咲奈「魅力を感じてもらえるよう駆け抜ける」 デイリースポーツ。

参考文献

外部リンク

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歴代主演男役・主演娘役・組長・副組長の'・・'は先代次代関係なし、'-'は先代次代関係あり。◎マークは現在宝塚歌劇団に在籍している演出家。