ヤマハ・ジッピィ

ジッピィ50
(自動遠心クラッチ車)

ジッピィ (Zippy) は、ヤマハ発動機が製造していたオートバイ原動機付自転車)である。

概要

1973年3月発売。レジャーモデル第1弾として、スポーティーでファッショナブルなバイクとして開発された。車名は「元気のよい・活発な」という意味を持ち、広告には井上順が起用された[1]

エンジンは2ストローク単気筒で49cc、4.5psのジッピィ50(LB50I)と72cc、6.2psのジッピィ80(LB80I)の2種類がラインナップされた。トランスミッションは自動遠心クラッチ式ロータリー3速とハンドクラッチ式4速で、ミッションによってサイドのデザインが異なる[2]

ライディングポジションを自在に取れるよう、シート高は695mmと低く抑えられ、アップハンドルと645mmのロングシートが採用されており[3]、前輪14インチ、後輪8インチの前後異径タイヤでオフロード走行も可能としている。

関連項目

脚注

  1. ^ 「新しいスポーティーファッションバイク 免許をもっている人なら誰れもが乗れる50ccで新発売!!」『ヤマハニュースNo.117』ヤマハ発動機株式会社、1973年3月1日
  2. ^ 「さらに50ccを含めて4段ギヤ+ハンドクラッチ式も加わり4車種が勢ぞろい」『ヤマハニュースNo.119』ヤマハ発動機株式会社、1973年5月1日
  3. ^ 2人乗り可能なジッピィ80のみシートにベルトが装備されている。

外部リンク

  • ヤマハ発動機 - コミュニケーションプラザ 展示コレクション - 1973年 Zippy(LB50IC)
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