マックス・シャーザー

マックス・シャーザー
Max Scherzer
テキサス・レンジャーズ #31
ニューヨーク・メッツ時代
(2023年3月30日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ミズーリ州セントルイス
生年月日 (1984-07-27) 1984年7月27日(39歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2006年 MLBドラフト1巡目
初出場 2008年4月29日
年俸 $43,333,333(2023年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
この表について
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プロジェクト:野球選手  ■テンプレート

マックスウェル・マーティン・シャーザーMaxwell Martin Scherzer,[注 1] 1984年7月27日 - )は、アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイス出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBテキサス・レンジャーズ所属。愛称はマッド・マックス[3]

1試合20奪三振(1位タイ)、史上最年少での全30球団勝利などのMLB記録保持者でもある。

経歴

プロ入り前

2003年MLBドラフト43巡目(全体1291位)でセントルイス・カージナルスから指名されたが、契約せずにミズーリ大学コロンビア校へ進学。大学では、2005年ビッグ12カンファレンスで1位となる防御率1.86・131奪三振を記録し、カンファレンス最優秀投手に選出された[4]。同年の大学野球アメリカ合衆国代表に選出されている[5]

プロ入りとダイヤモンドバックス時代

2006年MLBドラフトアリゾナ・ダイヤモンドバックスから1巡目(全体11位)で指名された。代理人はスコット・ボラスだった。

2007年5月31日に[4]契約金300万ドルに加え、4年430万ドルのメジャー契約で入団[6]。ドラフト指名から入団までの間は独立リーグフォートワース・キャッツでプレーしていた[6][4]。12月7日に発表されたベースボール・アメリカ誌の有望株ランキングではダイヤモンドバックス傘下で4位、速球部門では有望株の中で最高の評価を受けた[7]

2008年は開幕をAAA級ツーソン・サイドワインダーズで迎え、4試合の登板で23イニングを投げ、38奪三振を記録。4月27日にヤスメイロ・ペティットをツーソンへ降格させ、シャーザーをメジャーへ昇格させた[8]。2日後のヒューストン・アストロズ戦でメジャーデビュー。6月11日の登板後、ツーソンへ降格したが、8月29日に再びメジャーに昇格[9]。同年、先発として7試合、リリーフとして9試合、計16試合に登板。

2009年は先発投手としてメジャーに定着し、30試合に登板。

タイガース時代

2009年12月9日にデトロイト・タイガースニューヨーク・ヤンキースとの三角トレードでダニエル・シュレーレスオースティン・ジャクソンフィル・コークと共にタイガースに移籍。このトレードではカーティス・グランダーソンがヤンキースに、エドウィン・ジャクソンイアン・ケネディがダイヤモンドバックスに移籍した。

2010年は12勝を記録。

2011年は防御率こそ悪化したが15勝でジャスティン・バーランダーに次ぐ2番手の投手となる。

2012年は自己最多の16勝とリーグ2位の231奪三振を記録した。奪三振率11.08は先発投手ではMLBトップだった。

2013年は開幕13連勝を記録した。7月16日に行われたシティ・フィールドでのオールスターゲームで、アメリカン・リーグの先発投手として登板し、2回を無失点に抑えた。シーズンを通じて好調で、21勝3敗、防御率2.90、240奪三振、WHIP0.97と結果を残し、最多勝利のタイトルとサイ・ヤング賞を受賞した。

デトロイト・タイガース時代
(2014年10月2日)

2014年1月17日にタイガースとの年俸調停を回避し、1550万ドルの1年契約に合意した[10][11]。レギュラーシーズンでは、防御率が3.00台に乗った(3.15)が、18勝(5敗)を挙げて2年連続での最多勝を受賞した。サイヤング賞投票でも5位に入った。オフにFAとなった。

ナショナルズ時代

2015年1月21日にワシントン・ナショナルズと7年総額2億1000万ドルで契約を結んだ事が発表[12]され、入団会見を行った[13]。背番号は、新しく「31」となった。6月20日のピッツバーグ・パイレーツ戦でノーヒットノーランを達成[14]。さらに10月3日のニューヨーク・メッツ戦で2010年のロイ・ハラデイ以来史上6人目となるシーズン2度目のノーヒットノーランを達成した[15]。最終的には33試合に登板し、ナ・リーグ8位の防御率2.79、リーグ2位の276奪三振、リーグ4位のWHIP0.92を記録。いずれもリーグ最多タイの3完封勝利を含む4完投し、14勝を挙げて通算100勝も達成した。シーズンオフのサイ・ヤング賞投票では5位に入った[16]

2016年5月11日のタイガース戦で9イニングではロジャー・クレメンスケリー・ウッドランディ・ジョンソンに次ぐMLB最多タイ記録となる20奪三振を記録した(6安打2失点で完投勝利)[17]。このシーズンは序盤被本塁打が激増し(5月までにで72.1イニングで15被本塁打を記録)安定感を欠いたが、徐々に調子を上げ、6月、7月は防御率1点台を記録。最終的にはリーグトップの20勝、284奪三振、228.1イニング、WHIP0.97、リーグ8位の防御率2.96を記録し、自身3度目(ナ・リーグでは初)の最多勝と初の最多奪三振の2冠を達成した。打撃では自己最多の13犠打で、野手も含めて両リーグ最多を記録。ロサンゼルス・ドジャースとのディビジョンシリーズでは、第1戦と第5戦に先発したが、12回3被本塁打5失点で0勝1敗に終わり、チームも2勝3敗で敗退となった。オフに自身2度目のサイ・ヤング賞を受賞し、史上6人目の両リーグでの受賞者となった[18]。オフの11月8日に第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)アメリカ合衆国代表への参加の意思を表明し[19]、12月5日に選出された[20]

2017年1月9日に右手薬指を疲労骨折したため[21] 、自身のツイッターで選出されていた第4回WBCアメリカ合衆国代表辞退を表明した[22]。 シーズンでは5月14日に自身初めて三者連続三球三振を達成した[23]。6月11日のテキサス・レンジャーズ戦で通算2000奪三振を達成[24]。1784イニングでの達成は歴代3番目のスピード記録であった[25]オールスターゲームにも出場し、自身2度目の先発投手を務めた。8月1日のマイアミ・マーリンズ戦で初本塁打を記録したが、直後に首の痙攣で降板[26]故障者リスト入りした[27]。9月19日のブレーブス戦でルイス・ゴハラからシーズン250奪三振を記録し、史上4人目となる4年連続250奪三振を記録した[28]。シーズン通算では、故障者リスト入りの影響もあり投球回こそ減少したが、16勝6敗、防御率2.51、268奪三振で2年連続の最多奪三振受賞となった。11月15日に2年連続・自身3度目のサイ・ヤング賞を受賞した[29]

2018年は開幕戦で10奪三振の球団記録を更新した。その後も好投を続け、6月5日のタンパベイ・レイズ戦で2年連続自身2度目となる三者連続三球三振を達成し[23]、同時にこの試合で両リーグ最速で10勝に到達した[30]。7月2日のボストン・レッドソックス戦では移籍後通算1000奪三振に到達し、2球団で1000奪三振を記録した11人目の選手になった[31]オールスターゲームにも出場し、2年連続3回目の先発投手を務めた[32]。後半戦も好調を維持し、9月25日のマイアミ・マーリンズ戦で自身初となるシーズン300奪三振を達成(この試合も含め、この年は2桁奪三振を18試合で記録した)[注 2][33]。18勝(リーグ1位)、防御率2.53(同3位)、220.2イニング(同1位)、WHIP0.91(同1位)、奪三振率12.2(同1位)の好成績で2年ぶりの最多勝・3年連続の最多奪三振の2冠となった。オフにはサイ・ヤング賞投票ではジェイコブ・デグロムに敗れ2位だった[34]

2019年も開幕投手を務めた。5月までは本調子が出ず、チームも低迷していたことから負けが込んだ。それでも4月26日には史上3番目の速さで通算2500奪三振に到達した。6月は圧巻の投球を見せ、6戦6勝、防御率1.00、68奪三振を記録[注 3][35]。全てで7回以上投げ、2失点以下、9三振以上を奪った。6月12日のフィラデルフィア・フィリーズ戦では前日のバント練習で自打球が顔面に直撃し鼻を骨折しての登板ながら、7回無失点、10三振で6勝目を挙げた[36]。同月の月間MVPに選ばれた。7年連続でオールスターゲームに選出されたが、故障を理由に出場辞退。背中の張りで自身2度目の故障者リスト入りして後半戦を迎え、一度登板するも再び故障者リストに戻って1ヶ月近く離脱した[37]。8月後半に復帰して8月29日のボルチモア・オリオールズ戦で8年連続200奪三振に到達するも、9月は防御率5点台と調子を落としてレギュラーシーズンを終えた。最終成績は19先発で11勝7敗、防御率2.92、243奪三振(リーグ3位)だった。

ポストシーズンではワイルドカードゲームで先発し、5回3失点でリードを許して降板したが、チームは逆転勝利を収めた[38]ディビジョンシリーズ第2戦では8回裏にリリーフとして登板して1回無失点に抑えた。第4戦には先発して7回1失点で勝利投手になった。リーグチャンピオンシップシリーズ第2戦は7回無失点の好投でチームのスイープに貢献[39]。球団も自身も初めてのワールドシリーズでは、第1戦に先発して5回2失点で勝利投手になった。第5戦にも先発予定だったが、「腕をあげることができない」ほどの首痛で登板回避[40]。それでも最終第7戦で先発登板して5回2失点の粘投。リードを許していたが、チームは逆転勝利を収め、球団史上初のワールドシリーズ優勝を果たした[41][42]。オフにはサイヤング賞投票で3位に入った[43]。また、同年から新設されたオールMLBチームのファーストチーム先発投手に選出された。

ワシントン・ナショナルズ時代
(2020年9月13日)

2020年新型コロナウイルスの影響で60試合の短縮シーズンとなった。12先発で5勝4敗、防御率3.74、92奪三振で、8年連続で記録していた200奪三振が途切れた。

2021年5月8日のヤンキース戦で通算100回目の1試合10奪三振を達成した[44]。5月19日のシカゴ・カブス戦でジム・バニングを超え、歴代19位の通算2856奪三振を記録。6月22日のフィリーズ戦で3度の粘着物質の調査(英語版)を受け、3度目は対戦相手のフィリーズの監督であるジョー・ジラルディからイニング中に抗議を受けて実施されたとあって憤りを露わにした[45]。7月10日に辞退した選手の代替選手として通算8度目となるオールスターゲームに選出された[46]。オールスターゲーム前日の7月12日に先発登板することが発表された[47]。7月13日に開催されたオールスターゲームでは先発投手を務め、1回を投げて三者凡退に抑えて降板した[48]

ドジャース時代

2021年7月29日にトレードでサンディエゴ・パドレスへ移籍すると報道されたが、後にキーバート・ルイーズジョサイア・グレイヘラルド・カリーヨドノバン・ケイシー(英語版)とのトレードで、トレイ・ターナーと共にロサンゼルス・ドジャースへ移籍すると訂正され、翌7月30日にドジャース移籍が正式発表された[49]。8月4日に本拠地で行われたヒューストン・アストロズ戦にて移籍後初登板。アストロズはサイン盗み問題(英語版)でドジャースと深い因縁を持っており、球場全体が異様な雰囲気に包まれる中、7回2失点の好投で勝利投手となり、ドジャースファンから大歓声を浴びた[50]。9月12日の本拠地でのパドレス戦の2回に自身3度目となる三者連続三球三振を達成し、サンディー・コーファックスに並びMLB最多タイ記録となった[23]。5回にはエリック・ホズマーから三振を奪い、史上19人目の通算3000奪三振を達成した[23]。その週のプレイヤー・オブ・ザ・ウィークに選出された。最終成績は30先発で15勝4敗、防御率2.46(リーグ2位)、236奪三振(同2位)、WHIP0.86(同トップ)だった。球団史上最多勝利を挙げて進出したポストシーズンでは、ディビジョンシリーズで中2日のリリーフ登板をするなど奮闘したが、腕のしびれで第6戦を登板回避し[51]、チームは敗れて終戦した。後に、球団からポストシーズンを見据えた球数制限を設けられ、それが原因で逆に疲労が溜まったことで、ディビジョンシリーズ第6戦で投げられなかったと明かした[52]。 オフの11月3日にFAとなった[53]。11月23日に2年ぶり2度目となるオールMLBチームのファーストチーム先発投手の1人に選出された[54]

メッツ時代

2021年12月1日にニューヨーク・メッツと3年総額1億3000万ドルの契約を結んだ[55]。1年あたりの年俸4333万ドルは、MLB史上最高額であった[56]

2022年は4月19日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で本拠地初先発登板を果たす[57]。5月13日のマリナーズ戦で、在ニューヨーク日本総領事が始球式を行おうとしたが、球団の不手際によりシャーザーがすでにマウンドで投球練習を開始していたため、始球式が行えなくなるという突発的な事件が発生した[58]。9月19日のミルウォーキー・ブルワーズ戦に6回完全投球で勝利し、通算200勝に到達した[59]。チームはワイルドカード1位で7年ぶりにポストシーズン出場を果たしたが、自身がワイルドカードゲーム第1戦で7失点負け投手になり、チームも敗退した。オフの12月5日にセカンドチームの先発投手の1人としては自身初、通算では2年連続3度目となるオールMLBチームに選出された[60]

レンジャーズ時代

2023年7月30日にルイスアンヘル・アクーニャとのトレードで、テキサス・レンジャーズへ移籍した[61]

選手としての特徴

サイドスローに近いスリークォーターから繰り出す、常時92-96mph(約148-154km/h)、最速99.4mph(約160km/h)のフォーシーム、スライダー(85-86mph)、チェンジアップ(84-85mph)が主要な持ち球で、時折カーブ(78-79mph)も投げる[62]。2017年からはカットボールも投げるようになった。右打者には直球とスライダー、左打者には直球とチェンジアップ、カットボールを主体に組み立て[62]、三振を多く奪うスタイルである(2022年時点で通算奪三振数は歴代13位[63])。特にスライダーへの評価は高く、MLB全球団の監督を対象にした2015年の部門別ベスト選手アンケートでは、ナショナルリーグのスライダー部門で1位に入っている[64]

選手間の評価も高く、シーズンMVPを3回獲っているマイク・トラウトからも最高の投手に挙げられている[65]

登板日は集中力を極限まで高めており、試合中にチームメイトや監督から労いのタッチなどで体を触られることを嫌っている[66]。マウンドでの猛々しい姿から、"マッド・マックス(Mad Max)"というニックネームがある[3]。このスタイルについて、本人は高校時代のバスケットボールコーチの影響だと説明している[67]

人物

オッドアイが特徴のシャーザー(2021年)

右目が青色、左目が褐色という虹彩異色症[68]

名前の由来は両親が学生時代に交際している時、2人でマックスというをかわいがっていたことから。その猫がある日突然いなくなって残念でたまらなかったので2人は、将来結婚したら最初の男の子にマックスと名付けることに決めたという[69]

大学で出会った相手と2013年11月に結婚した。2人の子供が誕生している[70]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2008 ARI 16 7 0 0 0 0 4 0 0 .000 237 56.0 48 5 21 1 5 66 2 0 24 19 3.05 1.23
2009 30 30 0 0 0 9 11 0 0 .450 741 170.1 166 20 63 1 10 174 5 1 94 78 4.12 1.34
2010 DET 31 31 0 0 0 12 11 0 0 .522 800 195.2 174 20 70 1 7 184 8 0 84 76 3.50 1.25
2011 33 33 0 0 0 15 9 0 0 .625 833 195.0 207 29 56 1 7 174 12 0 101 96 4.43 1.35
2012 32 32 0 0 0 16 7 0 0 .696 787 187.2 179 23 60 2 5 231 2 1 82 78 3.74 1.27
2013 32 32 0 0 0 21 3 0 0 .875 836 214.1 152 18 56 0 4 240 6 1 73 69 2.90 0.97
2014 33 33 1 1 0 18 5 0 0 .783 904 220.1 196 18 63 1 6 252 10 1 80 77 3.15 1.18
2015 WSH 33 33 4 3 2 14 12 0 0 .538 899 228.2 176 27 34 2 5 276 10 1 74 71 2.79 0.92
2016 34 34 1 0 1 20 7 0 0 .741 902 228.1 165 31 56 2 6 284 2 1 77 75 2.96 0.97
2017 31 31 2 0 1 16 6 0 0 .727 780 200.2 126 22 55 2 11 268 4 0 62 56 2.51 0.90
2018 33 33 2 1 1 18 7 0 0 .720 866 220.2 150 23 51 4 12 300 4 1 66 62 2.53 0.91
2019 27 27 0 0 0 11 7 0 0 .611 693 172.1 144 18 33 2 7 243 0 0 59 56 2.92 1.03
2020 12 12 1 0 0 5 4 0 0 .556 295 67.1 70 10 23 1 1 92 6 0 30 28 3.74 1.38
2021 19 19 1 0 0 8 4 0 0 .667 428 111.0 71 18 28 0 8 147 0 0 36 34 2.76 0.89
LAD 11 11 0 0 0 7 0 0 0 1.000 265 68.1 48 5 8 0 2 89 2 0 17 15 1.98 0.82
'21計 30 30 1 0 0 15 4 0 0 .789 693 179.1 119 23 36 0 10 236 2 0 53 49 2.46 0.86
2022 NYM 23 23 0 0 0 11 5 0 0 .688 565 145.1 108 13 24 0 11 173 1 0 39 37 2.29 0.91
2023 19 19 0 0 0 9 4 0 0 .692 444 107.2 98 23 30 0 3 121 1 0 49 48 4.01 1.19
TEX 8 8 0 0 0 4 2 0 0 .667 177 45.0 28 5 15 0 1 53 1 0 16 16 3.20 0.96
'23計 27 27 0 0 0 13 6 0 0 .684 621 152.2 126 28 45 0 4 174 2 0 65 64 3.77 1.12
MLB:16年 457 448 12 5 5 214 108 0 0 .665 11452 2834.2 2306 328 746 20 111 3367 76 7 1063 991 3.15 1.08
  • 2023年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績



投手(P)












2008 ARI 16 4 5 1 2 .900
2009 30 15 18 2 3 .943
2010 DET 31 14 14 2 0 .933
2011 33 11 12 0 2 1.000
2012 32 8 13 1 0 .955
2013 32 17 21 3 0 .927
2014 33 9 17 1 2 .963
2015 WSH 33 7 22 0 0 1.000
2016 34 12 19 1 1 .969
2017 31 9 9 1 1 .947
2018 33 8 8 1 0 .941
2019 27 10 13 1 1 .958
2020 12 3 5 2 1 .800
2021 19 6 4 0 0 1.000
LAD 11 2 6 0 0 1.000
'21計 30 8 10 0 0 1.000
2022 NYM 23 6 12 0 1 1.000
2023 19 9 6 1 1 .938
TEX 8 6 2 0 0 1.000
'23計 27 15 8 1 1 .958
MLB 457 156 206 17 15 .955
  • 2023年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

タイトル

  • 最多勝利:4回(2013年、2014年、2016年、2018年)
  • 最多奪三振:3回(2016年 - 2018年)

表彰

記録

背番号

  • 39(2008年 - 2009年)
  • 37(2010年 - 2014年)
  • 31(2015年 - 2021年、2023年途中 - )
  • 21(2022年 - 2023年途中)

代表歴

  • 2005 大学野球アメリカ合衆国代表

脚注

注釈

  1. ^ 英語発音: [mæks ˈʃɝzɚ][2]
  2. ^ 右腕では2002年のカート・シリング(ダイヤモンドバックス)以来だった。
  3. ^ 1か月で防御率1点以下、68奪三振以上としたのはペドロ・マルティネスロジャー・クレメンスランディ・ジョンソンに次いで4人目。

出典

  1. ^ “Max Scherzer Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2022年12月8日閲覧。
  2. ^ “英語のIPA発音記号変換(アメリカ英語)”. tophonetics.com. 2019年5月23日閲覧。
  3. ^ a b “The true madness of Max Scherzer”. ESPN.com (2018年6月20日). 2022年12月11日閲覧。
  4. ^ a b c Steve Gilbert (2007年5月31日). “D-backs sign first-round pick Scherzer” (英語). MLB.com. 2009年10月6日閲覧。
  5. ^ USA Baseball Alumni: Players (Since 1984) USABaseball.com: The Official Site of USA Baseball: Home (英語) 2017年6月25日閲覧
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  7. ^ Will Lingo (2007年12月7日). “2008 Arizona Diamondbacks: Top 10 Prospects” (英語). BaseballAmerica.com. 2009年10月6日閲覧。
  8. ^ Steve Gilbert (2008年4月27日). “Scherzer called up, Petit sent down” (英語). MLB.com. 2009年10月6日閲覧。
  9. ^ “Arizona Diamondbacks Transactions August 2008” (英語). MLB.com. 2009年10月6日閲覧。
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  12. ^ Bill Ladson (2015年1月21日). “Scherzer has 7-year, $210M deal with Nats” (英語). MLB.com. 2016年11月17日閲覧。
  13. ^ Bill Ladson (2015年1月21日). “Winning culture led Scherzer to Nationals” (英語). MLB.com. 2015年1月22日閲覧。
  14. ^ ナショナルズ・シャーザーが無安打無得点 死球1つだけの“準完全”スポーツニッポン2015年6月21日配信
  15. ^ シャーザー、今季2度目のノーヒッター!圧巻9連続含む17Kスポーツニッポン2015年10月44日配信
  16. ^ 2015 Awards Voting - NL Cy Young Voting - Baseball-Reference.com (英語) . 2015年11月29日閲覧。
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関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、マックス・シャーザーに関連するカテゴリがあります。
  • 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
  • Max Scherzer stats MiLB.com (英語)
  • Max Scherzer (@Max_Scherzer) - X(旧Twitter)
  • Max Scherzer (@maxscherzer31) - Instagram
テキサス・レンジャーズ ロースター
投手
捕手
内野手
外野手
監督・コーチ
  • 15 ブルース・ボウチー(監督)
  • 83 ウィル・ベナブル(助監督)
  • 14 ドニー・エッカー(英語版)(ベンチコーチ兼攻撃コーディネイター)
  • 75 ティム・ハイヤーズ(英語版)(打撃コーチ)
  • 86 セス・コナー(英語版)(打撃コーチ補佐)
  • 41 マイク・マダックス(投手コーチ)
  • 64 コーリー・ラグスデール(英語版)(一塁コーチ)
  • 27 トニー・ビーズリー(英語版)(三塁コーチ)
  • 87 ブレット・ヘイズ(ブルペンコーチ)
  • 88 ボビー・ウィルソン(捕手コーチ)
  • -- パット・キャントウェル(ブルペン捕手)
  • -- チェイス・カサリ(ブルペン捕手)
公式サイト(英語)より 40人ロースター 監督・コーチ一覧 2024年5月23日更新
 
業績
1956年-1966年
1967年-1969年
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
1966年まではアメリカンリーグと合わせて1人だけ選出。このテンプレートではナショナルリーグの選手のみを表記。
ナショナルリーグ最多勝投手
1870年代
1880年代
1890年代
1900年代
1910年代
1920年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
ナショナルリーグ最多奪三振
1870年代
1880年代
1890年代
1900年代
1910年代
1920年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
1956年-1966年
1967年-1969年
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
1966年まではナショナルリーグと合わせて1人だけ選出。このテンプレートではアメリカンリーグの選手のみを表記。
アメリカンリーグ最多勝投手
1900年代
1910年代
1920年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
 
開幕投手
ワシントン・ナショナルズ開幕投手
1960年代
  • 69 マッドキャット・グラント
1970年代
  • 70 ジョー・スパーマ
  • 71 カール・モートン
  • 72 ビル・ストーンマン
  • 73 マイク・トーレス
  • 74 スティーブ・レンコ
  • 75 デーブ・マクナリー
  • 76 スティーブ・ロジャース
  • 77 スティーブ・ロジャース
  • 78 スティーブ・ロジャース
  • 79 スティーブ・ロジャース
1980年代
  • 80 スティーブ・ロジャース
  • 81 スティーブ・ロジャース
  • 82 スティーブ・ロジャース
  • 83 スティーブ・ロジャース
  • 84 チャーリー・リー
  • 85 スティーブ・ロジャース
  • 86 ブリン・スミス
  • 87 フロイド・ユーマンズ
  • 88 デニス・マルティネス
  • 89 デニス・マルティネス
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
ニューヨーク・メッツ開幕投手
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
 
オールMLBチーム
ファーストチーム
セカンドチーム
ファーストチーム
セカンドチーム
ファーストチーム
セカンドチーム
ワシントン・ナショナルズ 2019年のワールドシリーズ ロースター
   

監督
04 デーブ・マルティネス

コーチ
12 チップ・ヘイル(ベンチ)
14 ボブ・ヘンリー(三塁)
24 ティム・ボガー(一塁)
25 ジョー・ディロン(打撃補佐)
35 ヘンリー・ブランコ(ブルペン)
54 ケビン・ロング(打撃)
55 ポール・メンハート(投手)

テキサス・レンジャーズ 2023年のワールドシリーズ ロースター
   

監督
15 ブルース・ボウチー

コーチ
27 トニー・ビーズリー(三塁)
41 マイク・マダックス(投手)
64 コーリー・ラグスデール(一塁)
75 ティム・ハイヤーズ(打撃)
83 ウィル・ベナブル(助監督)
86 セス・コナー(打撃補佐)
87 ブレット・ヘイズ(ブルペン)
88 ボビー・ウィルソン(捕手)

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