AC3D

AC3D
開発元 Inivis
最新版
8 / 2016年12月
対応OS Mac OS XLinuxMicrosoft Windows
種別 3DCG
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト www.inivis.com
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AC3Dは1994年から存在する3Dデザインプログラムである。このソフトウェアはゲームやシミュレーションの3Dグラフィックのデザインに使われており、有名な例としてはLaminar Research(英語版)においてX-Planeのシーン制作者により使われている[1]。また、ac形式はFlightGearでも背景オブジェクト及び飛行機モデルに使われている。

歴史

初めにAmiga上で開発され、そのコードがその後、GLグラフィックライブラリを使用してシリコングラフィックスのワークステーションに移植された。当時、ユーザーインターフェースはX Window System及びMotifを用いて実装されていた。

Linux版は1994年にインターネット上でリリースされた (GLグラフィックはOpenGLに置き換えられた)。Microsoft Windows版は、移植しやすいTcl/Tkスクリプトライブラリを支持してX Window Systemインターフェースを廃止した際に、続いて登場した。

2002年、Inivis LimitedはAC3Dの全知的財産権を買収し、ソフトウェアの開発及び販売を継続した。同社はソフトウェアにAC3Dの名を継続することを決定した。

2005年、AC3DのMac OS X版がリリースされた。

モデリング

AC3Dのモデリングはポリゴン/サブディビジョンサーフィスベースである。他の3Dソフトウェアと異なり、AC3Dはポリゴンよりもサーフィスに注目させる。AC3Dのサーフィスは、ポリゴン、ポリゴンアウトライン又はラインと成りうる。AC3Dオブジェクトはサーフィスの集合となる。

3D形式

AC3Dは広く様々な3Dファイル形式を読み書きすることが可能であるものの、主にAC3D独自のASCIIベースの.acファイル形式を使用する。

Inivisはセカンドライフのsculpted prim形式の公式認可されたサポートを提供する最初のサードパーティーベンダーである[2]。他の3Dソフトウェアパッケージのためのエクスポータも存在するものの、Inivisが単独でユーザーサポートしているに過ぎない。

スクリプト及びプラグイン

AC3Dへの追加の機能はTcl/TkスクリプトやC/C++動的ライブラリ (プラグイン)によって追加可能である。ソフトウェア開発キット (SDK) はライセンスを持つユーザーが利用可能である。

出典

  1. ^ “X-Plane 8 Scenery Tutorials”. 2007年11月22日閲覧。
  2. ^ “Sculpted Prims: 3d Software Guide”. 2007年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年11月22日閲覧。

外部リンク

  • Inivis Limited
  • AC3D file format
統合型
オープンソース
プロプライエタリ
景観向け
  • Grome(英語版)
  • Terragen
  • Outerra(英語版)
  • Vue
可視化向け
  • LumenRT
  • Twinmotion(フランス語版)
  • Lumion 3D(チェコ語版)
  • Enscape
キャラアニメ
点群・メッシュ処理
漫画・イラスト向け
単機能
モデラー
アニメーション
レンダラー
開発停止中
国産
海外
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