算盤

曖昧さ回避 この項目では、算木で計算する際に用いる算盤(さんばん)について説明しています。珠を移動して計算する道具の算盤(そろばん)については「そろばん」をご覧ください。
算数の教科書に載っていた算盤(18世紀日本)

算盤(さんばん)とは、中国数学や和算において籌算すなわち算木(算籌)を用いた計算の際に使用される盤のことである。製の板もしくはでつくられることが多い。

解説

算盤は位取りに便利なように面全体に格子線が描かれ、いくつかの方形が整然と並んで方眼状を呈しており算木をそのうえで約束にしたがって動かし計算するものである。

また、「万」「千」「百」「十」「一」「分」「厘」などのように、あらかじめの記されたものもある。

なお算盤は「アナログ」の代名詞的に扱われるが、計算上の入力及び結果が数値で行われるため「デジタル計算機」に属する。

関連項目

外部リンク

  • 宮城教育大学 平成18年度図書館展示企画「歴史のなかの教科書~算術・算数と数学~」
  • そろばんの歴史、 一般社団法人日本珠算連盟
典拠管理データベース: 国立図書館 ウィキデータを編集
  • 日本