白井璃緒

白井 璃緒
Rio SHIRAI
第99回日本選手権水泳競技大会 200m背泳ぎ決勝
(東京アクアティクスセンター 2023年4月8日)
選手情報
フルネーム しらい りお
国籍 日本の旗 日本
泳法 自由形/背泳ぎ
所属 ミズノ
生年月日 (1999-09-10) 1999年9月10日(24歳)
生誕地 兵庫県宝塚市
身長 166㎝
獲得メダル
競泳
アジア競技大会
2018 女子800mリレー
2023 女子400mリレー
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白井 璃緒(しらい りお、 1999年9月10日 - )は、日本の女子競泳選手。2020年東京オリンピック日本代表。種目は自由形背泳ぎ

経歴・人物

兵庫県宝塚市出身。宝塚市立宝塚中学校兵庫県立宝塚東高等学校東洋大学国際観光学部卒。

6人兄妹の末っ子で、兄姉全員が競泳選手という環境の中で[1]、JSS宝塚スイミングスクールにて鍛錬を積み重ねる。

2014年、中学校3年のときに第54回全国中学校水泳競技大会女子200m背泳ぎで優勝[2][3]、同年の第69回国民体育大会長崎県)では少年B女子100m背泳ぎに優勝するなどした[3][4]

2015年、高校は地元の公立校である兵庫県立宝塚東高等学校に進学する[1]。2016年の高校2年の時には広島でのインターハイ(日本高等学校選手権水泳競技大会)では女子100m・200mの背泳ぎを共に制覇[5]。同年の第71回国民体育大会岩手県)の少年A女子200m背泳ぎも優勝した[6]

2017年、高校3年ではジャパンオープン女子200m背泳ぎで優勝[7]。また夏の宮城県でのインターハイで2年連続女子100m・200mの背泳ぎを共に制覇する二冠を達成した[8]

2018年、兵庫県立宝塚東高等学校を卒業して東洋大学国際観光学部へ入学。同年のジャパンオープンでは女子200m自由形のレースに出場し、1分57秒68で3位に入り、女子4×200mフリーリレーの派遣タイムをクリアした[9]。これにより同年の2018年パンパシフィック水泳選手権(日本・東京)及び2018年アジア競技大会インドネシア)に出場する競泳日本代表に選出された[10]。同年のパンパシフィック選手権大会及びアジア大会では女子4×200mリレー決勝レースで五十嵐千尋池江璃花子大橋悠依とチームを組み、パンパシフィック選手権では7分48秒96の日本新記録を出して4位入賞を果たし[11]、アジア大会では7分53秒83のタイムで銀メダルを獲得した[12]。そしてシーズン最後の日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)では女子200m自由形で優勝を果たした[13]

2019年、大学2年となってすぐの日本選手権水泳競技大会では日本の自由形第一人者の池江璃花子が病に倒れて療養中という状況の中、女子200m自由形決勝では1分57秒16のパーソナルベストを更新して大会初優勝を飾り[14]、本職の200m背泳ぎでも2分9秒58で優勝して二冠を達成した[15]

2020年東京オリンピックでは、競泳女子800mリレー予選に五十嵐千尋池本凪沙、増田葵と出場したが全体の9位で予選通過はならなかった[16]

脚注

  1. ^ a b 【競泳 背泳ぎ】兵庫県立宝塚東高校3年 白井璃緒 17歳「東京2020表彰台を狙う現役高校生スイマー」 『あすリート』 讀賣テレビ放送 2017年7月29日
  2. ^ 第54回全国中学校水泳競技大会 女子200M背泳ぎ決勝 (PDF) SEIKO競泳リザルト
  3. ^ a b 全国大会優勝及び準優勝者の市長表敬訪問 宝塚市立宝塚中学校・南ひばりガ丘中学校(2014年10月15日) 兵庫県宝塚市
  4. ^ 第69回国民体育大会水泳競技 少年B女子200M背泳ぎ決勝 (PDF) SEIKO競泳リザルト
  5. ^ 白井、自己ベスト更新で2冠に笑顔「達成できてうれしい」/高校総体 サンケイスポーツ 2016-08-19
  6. ^ 第71回国民体育大会水泳競技 少年A女子200M背泳ぎ決勝 (PDF) SEIKO競泳リザルト
  7. ^ ジャパンオープン(50m)2017女子200M背泳ぎ決勝 (PDF) SEIKO競泳リザルト
  8. ^ 白井2年連続2冠 女子200背「世界と戦う」 全国高校総体 神戸新聞 2017-08-20
  9. ^ ジャパンオープン(50m)2018女子200M自由形決勝 (PDF) SEIKO競泳リザルト
  10. ^ 競泳のパンパシ選手権、ジャカルタ・アジア大会代表の追加選手を発表 スポーツ報知 2018-05-28
  11. ^ 競泳=瀬戸が200mバタフライ連覇、パンパシフィック選手権 Reuter Japan 2018-08-11
  12. ^ 競泳・アジア大会◆3日目 本日の優勝者と日本選手決勝結果 スイミングマガジン編集部(ベースボール・マガジン社)
  13. ^ 東洋大・白井璃緒200自由形初V、先輩大橋も声援 日刊スポーツ 2018-09-08
  14. ^ 白井璃緒200m自で自己ベスト初Vも「まだまだ」 日刊スポーツ 2019-04-04
  15. ^ 競泳日本選手権 女子200背、白井が制し2冠達成 神戸新聞 2019-04-08
  16. ^ “競泳女子800mリレーの日本は予選敗退”. 京都新聞. https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/607503 2021年7月28日閲覧。 

外部リンク

日本の旗日本選手権水泳競技大会 女子200m自由形優勝者
1920年代
  • 27 藤井千代子
  • 28 武塚勝子
  • 29 市口房子
1930年代
1940年代
  • 40 籏野富美
  • 41 籏野富美
  • 42 籏野富美
  • 46 新井恵子
  • 47 新井恵子
  • 48 安部佐和子
  • 49 森あき子
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
日本の旗日本選手権水泳競技大会 女子100m背泳ぎ優勝者
1920年代
  • 25 小泉安子
  • 26 入江広子
  • 27 入江広子
  • 28 飯村寿江
  • 29 久原寛子
1930年代
1940年代
  • 40 伊藤さとし
  • 41 佐野慶子
  • 42 朝井美枝子
  • 46 金森志都子
  • 47 三浦秀
  • 48 三浦秀
  • 49 小椋とみ子
1950年代
  • 50 小椋とみ子
  • 51 セルマ・カラマ(英語版)
  • 52 片岡澄子
  • 53 森前みどり
  • 54 新井里子
  • 55 安藤清子
  • 56 村瀬里子
  • 57 岡本節子
  • 58 田中聡子
  • 59 田中聡子
1960年代
1970年代
  • 70 合志幸子
  • 71 石井菊代
  • 72 石井菊代
  • 73 西側よしみ
  • 74 西側よしみ
  • 75 シェビング
  • 76 ベッキー・スミス(英語版)
  • 77 三浦直子
  • 78 三浦直子
  • 79 三浦直子
1980年代
  • 80 シェリル・ギブソン(英語版)
  • 81 浅利久栄
  • 82 前田琴
  • 83 簾内望
  • 84 関戸直美
  • 85 関戸直美
  • 86 関戸直美
  • 87 小野郁
  • 88 小野郁
  • 89 高瀬千香子
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
  • 20 酒井夏海
  • 21 小西杏奈
  • 22 白井璃緒
  • 23 白井璃緒
日本の旗日本選手権水泳競技大会 女子200m背泳ぎ優勝者
1920年代
  • 29 久原寛子
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
2022年選出の代表
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2023年選出の代表
男子
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