油谷 倭文子(ゆや しずこ、享保18年(1733年) - 宝暦2年7月18日(1752年8月27日))は、江戸時代中期の女流歌人[1]。名は八代子、いく子[1]。姓は弓屋、油屋とも[1]。
江戸京橋の商人伊勢屋油谷平右衛門の娘[1]。賀茂真淵に師事し[2]、鵜殿余野子、土岐筑波子とともに「県門の三才女」と称せられたが、20歳で死去した[2]。家集に『文布』[1]。