春の踊り -花の宝塚-

春の踊り』-花の宝塚-(はるのおどり はなのたからづか)は宝塚歌劇団の舞台作品。

2部28場[1]。併演作品のない一本立ての作品。

解説

※『宝塚劇場100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のデータを参照[1]

日本物と西洋物を混ぜて、踊りだけでなく芝居寸劇なども取り入れた作品。御製「みやまきりしま」での雅楽調の踊りや、当時の皇太子上皇明仁の渡欧を祝して、皇太子と高松・三笠両妃の歌を舞台に扱った"船出"など、舞台で御製を扱った。

4月の初舞台生は5月の花組公演にも引き続き、全員出演した。

花組では海外公演の試作品であり、一部内容を変更している。

公演データ

月組[1]
  • 1953年4月1日 - 4月29日 宝塚大劇場
  • 形式名は「国際演劇月参加作品 皇太子殿下御渡欧記念 グランド・レビュー」
花組[1]
  • 1953年5月1日 - 5月31日 宝塚大劇場
  • 形式名は「皇太子殿下御渡欧記念 グランド・レビュー」

スタッフ

  • 作・演出:白井鐵造[1]
  • 作詞考証:小野晴通[1][2]
  • 音楽[2]:山根久雄、高橋廉、堤五郎、中井光晴、森安勝
  • 振付[2]:錢谷信昭、玉田祐三、渡辺武雄
  • 装置[2]:荒島鶴吉、黒田利邦、渡辺正男、岡本保、近藤幸一
  • 衣装[2]:小西松茂、平尾文男
  • 照明:北辻芳一[2]

脚注

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  1. ^ a b c d e f 100年史(舞台) 2014, p. 111.
  2. ^ a b c d e f 100年史(人物) 2014, p. 179.

参考文献

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