日本ロマンチック街道

曖昧さ回避 この項目では、長野県、群馬県、栃木県に跨る道路の愛称について説明しています。広島県岡山県鳥取県に跨る道路の愛称については「ロマンチック街道313」をご覧ください。
草津温泉に設置された「制定記念碑」。制定当初は小諸が起点であった。
日本ロマンチック街道の標識
国道145号
群馬県吾妻郡高山村大字中山

日本ロマンチック街道(にほんろまんちっくかいどう)は、長野県上田市から栃木県日光市までの全長約320 kmを通過する広域観光ルートからなる街道である[1][2]。街道の名称はドイツロマンティック街道に由来する[2]該当する道路沿いには街道の現在地(市町村)を案内する緑色のマップ標識が設置されている(街道名だけ書かれたマップなし小型標識もある)[要出典]

ドイツのロマンティック街道とは1988年11月25日に姉妹街道の締結をしている[2]

沿線風景

観光路線として設定されたルートであるだけに、沿線には上信越高原国立公園軽井沢草津温泉日光国立公園などの国際的な観光地があり、近世の城下町温泉町宿場町門前町を経由する[2]。ロマンティック街道の名を拝したのは、沿線の自然が日本において最もドイツ的自然環境を持っているからだといわれる[2]。30年以上にわたりドイツとの異文化交流を行なっている元草津温泉観光協会長の中沢晁三が当初「ロマンティシェ・ストラーセ」と名づけた[3]

主なルート

参加市町村

姉妹街道・友好街道 

姉妹街道
友好街道

脚注

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  1. ^ “2013/06/01【三山春秋】本県北部を横断し、長野県上田市と栃木県日光市を結ぶ日本ロマンチック街道・・・”. #gunma上毛新聞. 2023年6月17日閲覧。
  2. ^ a b c d e “【道路の云われ(長野・群馬・栃木)】ロマンあふれる日本ロマンチック街道”. トヨタ自動車のクルマ情報サイト‐GAZOO. 2023年6月17日閲覧。
  3. ^ 熊川栄編著『日本ロマンチック街道歴史紀行』 JRP 1998 p.326

外部リンク

  • 「日本ロマンチック街道」公式ホームページ