京都マル秘仕事人

京都マル秘仕事人
ジャンル テレビドラマ
脚本 保利吉紀
田上雄
監督 石原興
出演者 中条きよし
ナレーター 乾浩明
オープニング 歴代オープニングを参照
エンディング 歴代エンディングテーマを参照
製作
プロデューサー 辰野悦央
東浦陸夫
齋藤立太
佐久間博
木村正人
制作 朝日放送
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
土曜ワイド劇場
京都マル秘仕置帖
放送期間1999年10月16日
放送時間土曜 21:00 - 22:51
放送枠土曜ワイド劇場
放送分111分
回数1
京都マル秘仕事人
放送期間2001年5月19日 - 2002年11月16日
放送時間土曜 21:00 - 22:51
放送枠土曜ワイド劇場
放送分111分
回数2
テンプレートを表示

京都マル秘仕事人』(きょうとまるひしごとにん)は、1999年から2002年までテレビ朝日系「土曜ワイド劇場」で放送されたテレビドラマシリーズ。全3回。主演は中条きよし

この項では、同シリーズにつき『京都マル秘仕置帖』(きょうとまるひしおきちょう)についても説明する。

便宜上

  • 京都マル秘仕置帖 → 第1作
  • 京都マル秘仕事人 (1) → 第2作
  • 京都マル秘仕事人 (2) → 第3作

とする。

概要

必殺シリーズの登場人物の「三味線屋勇次」が現代の京都に甦り、闇に隠れた悪を討つというスピンオフ企画。

スピンオフ企画といっても必殺シリーズとは直接の関係はなく、通常の2時間サスペンスと変わらない作りになっているが、劇中では往年の必殺シリーズを髣髴とさせるシーンが続々出てくる。

  • 必殺シリーズのテーマ音楽・BGMが使われる。
  • お馴染みの勇次の殺し技が、現代の悪を成敗するイメージシーンとして再現されている。

「京都マル秘仕置帖」は松竹京都映画の企画であるが、「京都マル秘仕事人」は松竹芸能の企画である。

  • 「京都マル秘仕事人 (1)」は松竹芸能製作の「ザ・ハングマン」のテイストで作られている。そのためか、劇中では歴代のハングマンシリーズのBGMが多用されている。
  • だが、「京都マル秘仕事人 (2)」では一転してハングマンシリーズのBGMは一切使用されず、内容も必殺シリーズのそれに近くなっている。

キャスト

レギュラー

笠谷良次(第1作) → 木暮伸一(第2作) → 小暮伸一(第3作)
演 - 中条きよし
京都市内にてカラオケ教室のマスターを営む。かつてはプロ歌手だったが血の気の多さ故に所属レコード会社とのトラブルを起こし、あっさりと引退してしまう。裏の顔は悪人に制裁を加える仕事人。
水木志乃
演 - 青田典子(第2作)、細川ふみえ(第3作)
第2作はブティック経営者で、第3作は女優。第3作で何者かに銃殺される。
草野慎平(第2作) →草野一平(第3作)
演 - 田村勤(第2作・第3作)
妙心尼の弟子。第3作で何者かに撲殺される。
妙心尼
演 - 小畠絹子(第2作・第3作)
元締。嵯峨野に「虚心庵」という庵を結ぶ。

ゲスト

第1作「京都マル秘仕置帖」(1999年)
  • 九谷奈緒(喫茶店店主) - 中島宏海
  • 西山兼松(カラオケ教室従業員) - 笑福亭松之助
  • 菊田桃子(カラオケ教室生徒) - 市田ひろみ
  • 篠田なつき(良次の弟子・風俗嬢) - 田畠ますみ
  • 篠田誠(なつきの義弟) - 榎本雄太
  • 篠田里子(なつきの母) - 芦川よしみ
  • マリ - カルーセル麻紀
  • 稲葉浩(都市計画開発公団 企画課長) - 森下哲夫
  • 酒田宗男(デートクラブ支配人) - 谷口高史[1]
  • 静江(デートクラブ嬢) - 佐藤友紀
  • 野呂健作(刑事) - 成瀬正孝
  • 加納政也(京都政経革新会 会長) - 柴田善行
  • 松岡信一(戸田の部下) - 樋渡宏嗣
  • 木田京子 - 菅野ゆき子
  • 田島真吉(刑事) - 清水ヨシト[2]
  • 安井孝 - 白石雅之
  • アナウンサー - 峰佳代
  • ラジオアナウンサー - 藤枝政巳
  • カラオケ教室生徒 - 松原美穂
  • さんちゃん - 中村芳三郎
  • 舞妓 - 孝蝶、満友葉
  • 市子(料亭女将) - 片岡静香
  • 戸田重信(ご隠居) - 高松英郎
  • 岩田丈吉(カラオケ教室従業員) - 織本順吉
第2作「京都マル秘仕事人 (1)」(2001年)
  • 石田文吉(テレビの撮影スタッフ) - 織本順吉
  • 中尾兼二(テレビの撮影スタッフ) - 笑福亭松之助
  • 三谷直美(喫茶店ママ) - 春やすこ
  • 野呂健作(刑事) - 成瀬正孝
  • 小宝ルミ - 藤井日菜子[3]
  • 花田桃子 - 市田ひろみ
  • 市村東吾 - 金田龍之介
  • 矢野孝夫(精密機器メーカーの課長・伸一の顔見知り) - 沖田さとし
  • 矢野百合子(矢野の妻) - 三田篤子
  • 松井(矢野の上司) - 西園寺章雄
  • 清水香苗(金券ショップ勤務) - 内田淳子
  • 清水(香苗の入院中の夫) - 沢田憲一
  • 加納(暴力団組長) - 立川三貴
  • 矢野つとむ(矢野の息子) - 高山桂輔
第3作「京都マル秘仕事人 (2)」(2002年)
  • 竹本徳三(なんでも屋) - 野村将希
  • 一条麻耶(草野の恋人) - 細木美和
  • 吉川みさえ(カラオケ教室生徒) - 華ゆり
  • 松田良雄(カラオケ教室生徒) - 桂春之輔
  • 小池靖夫(洛南芸術大学 教授) - 南條豊
  • 小池絵里(小池の娘) - 遊井亮子
  • 北山恭子(古美術商) - 水島かおり
  • 田所康祐(京都古典美術館 館長) - 中丸新将
  • 矢吹徹(元カーレーサー) - 白石雄大
  • 山崎ノブ子(カラオケ教室生徒) - 市田ひろみ
  • ラーメン屋の主人 - 佐藤功
  • 俳優 - 池田勝志
  • 野島大輔(京都府警 刑事) - 石倉三郎
  • 小田切茂(料亭経営者) - 花紀京

スタッフ

  • 脚本 - 保利吉紀、田上雄
  • 音楽 - 宮本一(第1作)、若草恵(第2作)、平尾昌晃
  • 監督 - 石原興
  • 挿入曲
    • 京都マル秘仕置帖 - 中条きよし「おまえの夢」
    • 京都マル秘仕事人 (1) - 中条きよし「抱擁の切れ間」
    • 京都マル秘仕事人 (2) - 西崎みどり「旅愁」(エンディングのクレジットには表記されず)
  • ナレーション - 乾浩明
  • プロデューサー - 辰野悦央、東浦陸夫(朝日放送)・齋藤立太、佐久間博、木村正人(松竹芸能)
  • 制作協力 - 松竹京都映画(現・松竹撮影所 / 第2作・第3作)
  • 制作 - 朝日放送、松竹京都映画(第1作)、松竹芸能(第2作・第3作)

放送日程

話数 放送日 サブタイトル 脚本 監督
京都マル秘仕置帖
1 1999年10月16日 伝説の男“必殺仕事人三味線屋勇次”が京の町に現れた!
カラオケ教室美人殺人事件 デビュー直前に消された演ドルの秘密
保利吉紀 石原興
京都マル秘仕事人
2 2001年05月19日 三味線屋勇次の糸が京の闇を裂く!殺された美人ストーカーとカラオケ男の秘密 保利吉紀 石原興
3 2002年11月16日 5億円古美術鑑定士殺人事件 必殺三味線屋勇次VS闇の魔宮 田上雄

脚注

  1. ^ 出演作品紹介 - 役者 谷口高史 公式サイト
  2. ^ プロフィール - ジェンコエージェンシー
  3. ^ プロフィール - 松竹芸能

関連項目

外部リンク


  • 表示
  • 編集