ノヴォシビルスク州

ノヴォシビルスク州
ロシア語: Новосибирская область
ノヴォシビルスク州の旗ノヴォシビルスク州の紋章
ノヴォシビルスク州旗ノヴォシビルスク州紋章
ノヴォシビルスク州の位置
国歌不明
公用語ロシア語
首府ノヴォシビルスク
州知事アンドレイ・トラフニコフ(ロシア語版)
構成体種別
連邦管区シベリア
経済地区西シベリア
面積
 - 総計
国内第18位
178,200km2
人口(2002年国勢調査)
 - 総計
 - 人口密度
 - 都市/地方比率
国内第18位
2,692,251人
15.1人/km2
75.1% : 24.9%
時間帯UTC +7(DST: なし)クラスノヤルスク時間
ISO 3166-2:RURU-NVS
番号
ウェブサイトnso.ru/

ノヴォシビルスク州(ノヴォシビルスクしゅう、ロシア語: Новосибирская область, ラテン文字転写: Novosibirsk oblast)は、ロシア連邦中南部のオーブラスチ)。州都はノヴォシビルスクシベリア連邦管区に含まれる。

概要

地理

西シベリア平原の南東部、オビ川エルティシ川のあいだに位置する。南部でカザフスタンと国境を接する。ロシア連邦内では、西にオムスク州、北にトムスク州、東にケメロヴォ州、南にアルタイ地方と隣り合う。東西の最大の幅は642 km、南北には444 km。大部分は平原であり、南部にはステップが広がる。北部は森林で覆われ、湖沼が多い。最大のは南部のチャニ湖。

大陸性の気候。1月の平均気温は-15.0度、7月の平均気温は+22.0度。

住民

住民の93%はロシア人。そのほか、ドイツ人ヴォルガ・ドイツ人、1.76%)、ウクライナ人(1.26%)、タタール人(1.03%)、カザフ人ベラルーシ人アルメニア人アゼルバイジャン人チュヴァシ人など。住民の約半分がノヴォシビルスク市に集中している。

歴史

17世紀ごろからロシア人の入植が始まった。ノヴォシビルスクは、19世紀末までは小村に過ぎなかったが、シベリア鉄道が開通して以後、急速に発展した。1937年に州として設置された。

第二次世界大戦後、アンジェルカに第526収容地区(ラーゲリ)が設置されて、シベリア抑留の対象となった日本人捕虜が収容された歴史がある[1]

資源・産業

石炭を産する。北西部では原油天然ガスが採掘される。主な産業は自動車製造、金属加工化学工業食品加工など。

都市

14の都市、30の行政地区、18の町、428の集落が数えられる。州都ノヴォシビルスクのほかに、主な都市として、ベルツク など。

標準時

この地域は、クラスノヤルスク時間帯標準時を使用している。時差はUTC+7時間で、夏時間はない。(以前はオムスク時間を使用していて、2011年3月までは標準時がUTC+6で夏時間がUTC+7、同年3月から2014年10月までは通年UTC+7、2016年7月までは通年UTC+6であった)

脚注

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  1. ^ 長勢了治『シベリア抑留全史』原書房、2013年8月8日、187頁。ISBN 9784562049318。 

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、ノヴォシビルスク州に関連するカテゴリがあります。
  • Правительство Новосибирской области 公式ウェブサイト(ロシア語)
中央連邦管区
北西連邦管区
南部連邦管区
北カフカース連邦管区
沿ヴォルガ連邦管区
ウラル連邦管区
シベリア連邦管区
極東連邦管区
所属連邦管区未確定地
  • ドネツク人民共和国1
  • ルガンスク人民共和国1
  • ザポロージェ州1
  • ヘルソン州1
  • 1:国際的に承認されていない
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