デイヴィッド・カーネギー (第4代ファイフ公爵)

第4代ファイフ公爵
デイヴィッド・カーネギー
David Carnegie
4th Duke of Fife
第4代公爵デイヴィッド
紋章
ファイフ公爵
在位 2015年 -
配偶者 キャロライン・バンティング
子女 ヒュー
ジョージ
チャールズ
全名
一覧参照
  • David Charles Carnegie
    デイヴィッド・チャールズ・カーネギー
家名 カーネギー家
父親 第3代ファイフ公爵ジェームズ・カーネギー
母親 キャロライン・デウォー
出生 (1961-03-03) 1961年3月3日(63歳)
イギリスの旗 イギリス
イングランドの旗 イングランドロンドンメリルボーン
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第4代ファイフ公爵デイヴィッド・チャールズ・カーネギー英語: David Charles Carnegie, 4th Duke of Fife, 1961年3月3日 - )は、イギリスの貴族。1992年まではマクダフ伯爵を、1992年から公位を継承する2015年まではサウスエスク伯爵(英語版)儀礼称号としてそれぞれ用いた。エドワード7世の玄孫にあたるため、イギリス王位継承権を有し、現在の狭義・広義のイギリス王室の成員(ジョージ5世の直系子孫のみで構成される)と認められない人物の中では、イギリス王位継承権保有者の筆頭にある。イギリス王チャールズ3世の三従兄弟、ノルウェー王ハーラル5世の又従兄弟甥にあたる。

経歴

第3代ファイフ公爵とキャロライン・デュワー(Caroline Dewar, 第3代フォーテヴィオット男爵(英語版)の長女)との長男として生まれた[1][2]

イートン校に学んだのち、ケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジに進学、1982年に学士を修了した[2]。1982年から1985年にかけて株式仲買を行うカゼナブ投資銀行(英語版)に勤務した[2]。1986年に母校ケンブリッジ大学より文学修士の学位を贈られた[2]。その後、王立農業大学(英語版)に学んでいる[2]。1988年から1989年にかけてはエディンバラに本拠を置く投資顧問会社ベル・ローリー・カンパニーで働いた[2]エディンバラ大学に就学して経営学修士の学位を修得、1992年から1996年にかけては投資信託業リーヴス&ネイランに在籍した[2]

2015年に父の死去に伴って爵位を継承した[2][3]

栄典

2015年の父の死去は以下の爵位を保有している。

  • 第4代ファイフ公爵(4th Duke of Fife)
    (1900年4月24日の勅許状による連合王国貴族爵位)
  • 第10代サウスエスク伯爵(英語版)(10th Earl of Southesk)
    (1633年6月22日の勅許状によるスコットランド貴族爵位)
  • 第4代マクダフ伯爵(4th Earl of Macduff)
    (1900年4月24日の勅許状による連合王国貴族爵位)
  • 第10代キナードのカーネギー卿(10th Lord Carnegie of Kinnaird)
    (1616年4月14日の勅許状によるスコットランド貴族爵位)
  • 第10代キナード、ルーチャーズのカーネギー卿(10th Lord Carnegie of Kinnaird and Leuchars)
    (1633年6月22日の勅許状によるスコットランド貴族爵位)
  • 第5代フォーファー州ファーネルにおけるバリナード男爵(5th Baron Balinhard, of Farnell in the County of Forfar)
    (1869年12月7日の勅許状による連合王国貴族爵位)
  • 第10代(キンカーディン州ピッカローの)準男爵(10th Baronet, of Pitcarrow, county of Kincardine)
    (1663年2月20日の勅許状によるノヴァスコシア準男爵位)

家族

1987年にキャロライン・アン・バンティング(Caroline Anne Bunting, 1961年11月13日生、マーティン・バンティングの娘)と結婚して、3人の息子をもうけている[3]

  • 第1子(長男)チャールズ・ダフ・カーネギー(1989年7月1日 - )- サウスエスク伯爵(儀礼称号)。ファイフ公爵位の法定推定相続人
  • 第2子(次男)ジョージ・ウィリアム・カーネギー(1991年3月23日 - )
  • 第3子(三男)ヒュー・アレグザンダー・カーネギー(1993年6月10日 - )

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Marlene A. Eilers, Queen Victoria's Descendants (Baltimore, Maryland: Genealogical Publishing Co., 1987), page 176
  2. ^ a b c d e f g h Mosley, Charles, ed (2003). Burke's Peerage, Baronetage & Knighthood. 1 (107 ed.). Burke's Peerage & Gentry. p. 1425. ISBN 0-9711966-2-1 
  3. ^ a b Heraldic Media Limited. “Fife, Duke of (UK, 1900)” (英語). www.cracroftspeerage.co.uk. Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2019年6月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月7日閲覧。
イギリス王室
先代
マクシミリアン・ラッセルズ
イギリス王位継承順位
継承順位第86位

プリンセス・ロイヤル・ルイーズの娘モード・オブ・ファイフの子孫として

次代
チャールズ
イギリスの爵位
先代
ジェームズ・カーネギー
ファイフ公爵
第2期
2015–
現職
スコットランドの爵位
先代
ジェームズ・カーネギー
サウスエスク伯爵(英語版)
2015–
現職
イギリスの儀礼席次
先代
第7代ウェストミンスター公爵
ファイフ公爵 次代
アルスター伯爵
  • 第1位 ウェールズ公ウィリアム(法定推定相続人
  • 第2位 ジョージ・オブ・ウェールズ
  • 第3位 シャーロット・オブ・ウェールズ
  • 第4位 ルイ・オブ・ウェールズ
  • 第5位 サセックス公爵ヘンリー
  • 第6位 アーチ・オブ・サセックス
  • 第7位 リリベット・オブ・サセックス
  • 第8位 ヨーク公爵アンドルー
  • 第9位 ベアトリス・オブ・ヨーク
  • 第10位 シエナ・マペッリ・モッツィ
  • 第11位 ユージェニー・オブ・ヨーク
  • 第12位 オーガスト・ブルックスバンク
  • 第13位 アーネスト・ブルックスバンク
  • 第14位 エディンバラ公爵エドワード
  • 第15位 ウェッセクス伯爵ジェームズ
  • 第16位 ルイーズ・ウィンザー
  • 第17位 プリンセス・ロイヤル・アン
  • 第18位 ピーター・フィリップス
  • 第19位 サバンナ・フィリップス
  • 第20位 アイラ・フィリップス
  • 第21位 ザラ・ティンダル
  • 第22位 ミア・ティンダル
  • 第23位 レイナ・ティンダル
  • 第24位 ルーカス・ティンダル
  • 第25位 スノードン伯爵デイヴィッド
  • 第26位 リンリー子爵チャールズ
  • 第27位 マーガリタ・アームストロング=ジョーンズ
  • 第28位 サラ・チャット
  • 第29位 サミュエル・チャット
  • 第30位 アーサー・チャット
  • 第31位 グロスター公爵リチャード
  • 第32位 アルスター伯爵アレグザンダー
  • 第33位 カローデン男爵ザン
  • 第34位 コジマ・ウィンザー
  • 第35位 デイヴィナ・ルイス
  • 第36位 セナ・ルイス
  • 第37位 タネ・ルイス
  • 第38位 ローズ・ギルマン
  • 第39位 ライラ・ギルマン
  • 第40位 ルーファス・ギルマン
  • 第41位 ケント公爵エドワード
  • 第42位 セント・アンドルーズ伯爵ジョージ
  • 第43位 アメリア・ウィンザー
  • 第44位 アルバート・ウィンザー
  • 第45位 レオポルド・ウィンザー
  • 第46位 ルイ・ウィンザー
  • 第47位 ヘレン・テイラー(英語版)
  • 第48位 コロンブス・テイラー
  • 第49位 カシアス・テイラー
  • 第50位 エロイース・テイラー
  • 第51位 エステラ・テイラー
  • 第52位 マイケル・オブ・ケント
  • 第53位 フレデリック・ウィンザー(英語版)
  • 第54位 モード・ウィンザー
  • 第55位 イザベラ・ウィンザー
  • 第56位 ガブリエラ・キングストン(英語版)
  • 第57位 アレクサンドラ・オギルヴィ
  • 第58位 ジェームズ・オギルヴィ(英語版)
  • 第59位 アレクサンダー・オギルヴィ
  • 第60位 フローラ・ヴェスターバーグ
  • 第61位 マリナ・オギルヴィ
  • 第62位 クリスチャン・モワット
  • 第63位 ゼノウスカ・モワット
  • 第64位 ハーウッド伯爵デイヴィッド(英語版)
  • 第65位 ラッセルズ子爵アレグザンダー(英語版)
  • 第66位 アイヴィー・ラッセルズ
  • 第67位 エドワード・ラッセルズ
  • 第68位 セバスチャン・ラッセルズ
  • 第69位 ジェームズ・ラッセルズ(英語版)
  • 第70位 ローワン・ラッセルズ
  • 第71位 テワ・ラッセルズ
  • 第72位 フラン・ラッセルズ
  • 第73位 ソフィ・ラッセルズ
  • 第74位 ジェレミー・ラッセルズ(英語版)
  • 第75位 トーマス・ラッセルズ
  • 第76位 クレオ・ラッセルズ
  • 第77位 セレスト・ラッセルズ
  • 第78位 エレン・ラッセルズ
  • 第79位 ジャック・ヘーマンス
  • 第80位 ペニー・ヘーマンス
  • 第81位 エイミー・ラッセルズ
  • 第82位 マーロウ・バルトン
  • 第83位 タルーラ・ラッセルズ
  • 第84位 ヘンリー・ラッセルズ
  • 第85位 マクシミリアン・ラッセルズ
  • 第86位 ファイフ公爵デイヴィッド
  • 第87位 サウスエスク伯爵チャールズ
  • 第88位 ジョージ・カーネギー
  • 第89位 ヒュー・カーネギー
  • 第90位 アレクサンドラ・エザリントン
  • 第91位 アメリア・エザリントン
  • 第92位 ハーラル5世
  • 第93位 ホーコン王太子
  • 第94位 スヴェレ・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン=ゾンダーブルク=グリュックスブルク
  • 第95位 イングリッド・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン=ゾンダーブルク=グリュックスブルク
  • 第96位 マッタ・ベレット
  • 第97位 モード・ベーン(ノルウェー語版)
  • 第98位 レア・ベーン(ノルウェー語版)
  • 第99位 エマ・ベーン(ノルウェー語版)
  • 第100位 ハーコン・ローレンツェン(ノルウェー語版)
  • 第101位 ウーラウ・ローレンツェン
  • 第102位 クリスチアーヌ・ローレンツェン
  • 第103位 スフィーア・ローレンツェン
  • 第104位 インゲボリ・ローレンツェン
  • 第105位 ヴィクトリア・フィリョ
  • 第106位 フレデリック・ファルカン
  • 第107位 ラグンヒル・ロング
  • 第108位 アレクサンドラ・ロング
  • 第109位 エリザベス・ロング
  • 第110位 アストリッド・フェルネル
  • 第111位 アレクサンダー・フェルネル
  • 第112位 エドワード・フェルネル
  • 第113位 ステラ・フェルネル
  • 第114位 カール・フェルネル
  • 第115位 カトリーナ・フェルネル
  • 第116位 セバスチャン・フェルネル
  • 第117位 ベネリクト・フェルネル
  • 第118位 エリザベス・フェルネル
  • 第119位 バンジャミン・フェルネル=ベックマン