チャンドラー・ジョーンズ

チャンドラー・ジョーンズ
Chandler Jones
refer to caption
ペイトリオッツ時代のジョーンズ
ラスベガス・レイダース #55
ポジション ディフェンシブエンド
生年月日 (1990-02-27) 1990年2月27日(34歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニューヨーク州ロチェスター
身長: 6' 5" =約195.6cm
体重: 270 lb =約122.5kg
経歴
大学 シラキュース大学
NFLドラフト 2012年 / 1巡目全体21位
初出場年 2012年
初出場チーム ニューイングランド・ペイトリオッツ
所属歴
2012-2015 ニューイングランド・ペイトリオッツ
2016-2021 アリゾナ・カージナルス
2022- ラスベガス・レイダース
受賞歴・記録
スーパーボウル制覇(1回)
第49回
オールプロ選出(2回)
2017・2019
プロボウル選出(4回)
2015・2017・2019・2021
その他受賞・記録
NFL 最多サック: 1回 (2017)
NFL 2010年代オールディケイドチーム
NFL 通算成績
(2022年終了時点)
タックル数 511回
QBサック 112.0サック
ファンブルフォース 34回
タッチダウン 2回
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

チャンドラー・ジョーンズ(Chandler Jones 1990年2月27日 - )ニューヨーク州ロチェスターモービル出身のアメリカンフットボール選手。現在NFLラスベガス・レイダースに所属している。ポジションはディフェンシブエンド

経歴

プロ入りまで

高校時代は、Scout.comからニューヨーク州で8番目に高い評価を受けた選手となった[1]

シラキュース大学に進学、2009年には8試合に先発し、フレッシュマンのオールアメリカンセカンドチームに選ばれた。2010年には前13試合に先発出場した。2011年、怪我のため7試合の出場にとどまったものの39タックル、4.5サックをあげてビッグ・イースト・カンファレンスのオールチームに選ばれた[1]

ニューイングランド・ペイトリオッツ

2012年のNFLドラフトを前に彼はその年のアウトサイドラインバッカーのプロスペクト中最も優れた1人と目された[2]。4月26日のドラフトではシラキュース大学の選手としては2002年にドラフト指名されたドワイト・フリーニー以来の高順位となる1巡全体21位でニューイングランド・ペイトリオッツに指名された。ペイトリオッツは彼を全体21位で指名するために1巡27位、3巡93位との交換でトレードアップを行った。[3]

5月23日にペイトリオッツと4年契約を結んだ[4]。新人の2012年から右ディフェンシブエンドとして先発出場した。テネシー・タイタンズとの開幕戦ではジェイク・ロッカーをサックし、ファンブルロストさせ、同じ新人のドンタ・ハイタワーがボールをリカバーし、リターンTDをあげた[5][6]。第2週のアリゾナ・カージナルス戦でもケビン・コルブをサックしファンブルロストさせた[5][7]。9月の4試合でチームトップの3サック、19タックル、2ファンブルルフォースをあげてAFC月間新人MVPに選ばれた[5]。第6週のシアトル・シーホークス戦ではラッセル・ウィルソンを2度サックし、オフェンスラインにも圧力をかけた[8]ロンドンで行われたセントルイス・ラムズ戦ではサム・ブラッドフォードからシーズン6サック目をあげた[9]

2013年、11月の3試合で17タックル、4サックをあげて、AFC月間最優秀守備選手に選ばれた[10]。この年、40タックル、AFC3位の11.5サックをあげた[11]

2014年シーズンは10試合に出場し、43タックル、6サックを記録した。[12] チームは第49回スーパーボウルで優勝を果たし自身初のスーパーボウルリングを獲得した。[13]

2015年シーズンは、チームトップの12.5サックをあげた。

アリゾナ・カージナルス

2016年3月15日、ジョナサン・クーパー、ドラフト6巡目との交換でアリゾナ・カージナルスにトレードされた[14]。シーズンでは16試合に先発し、49タックル、11サック、4ファンブルフォースを記録した[15]

2017年のジョーンズ

2017年3月10日に5年$8250万で契約延長した。[16] このシーズン2度目のプロボウルに選ばれた[17]。この年、リーグ最多かつフランチャイズレコードとなる17.0サックを挙げた[18]

2018年シーズンは49タックル、13サック、3ファンブルフォースを挙げた[19][20]

2019年シーズンは53タックル、キャリアハイとなる19サックを挙げた。

2020年は第5週で上腕二頭筋を負傷し、10月15日に故障者リスト入りした[21]ため、5試合の出場にとどまった。

2021年、シーズン開幕戦のテネシー・タイタンズ戦で1試合5サックを記録する活躍をみせ、チームの勝利に貢献し[22]、この週の週間MVPに選出された。このシーズンは10.5サックを記録した[23]。オフにFAとなった。

ラスベガス・レイダース

2022年3月16日にラスベガス・レイダースと3年契約を結んだ[24]。第13週のロサンゼルス・チャージャーズ戦では3サックを記録し、週間MVPを受賞した[25]。第15週の古巣・ペイトリオッツ戦では、同点で迎えた第4Qのラストプレーにてジョーンズは相手WRジャコビ・マイヤーズのラテラルパスをインターセプトし、そのままタッチダウンを挙げチームの勝利に貢献した[26]。このプレーは「Lunatic Lateral」「Las Vegas Lateral」などと呼ばれている。

人物

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b “Bio”. シラキュース大学. 2014年1月19日閲覧。
  2. ^ “NFL.COMアナリストの予想”. NFL JAPAN (2012年). 2014年1月19日閲覧。
  3. ^ “ペイトリオッツ、トレードアップでDEジョーンズを21位指名”. NFL JAPAN (2012年4月27日). 2014年1月19日閲覧。
  4. ^ “ペイトリオッツ、1巡指名DEジョーンズと契約”. NFL JAPAN (2012年5月24日). 2014年1月19日閲覧。
  5. ^ a b c “RG3、DEジョーンズが月間新人MVPに選出”. NFL JAPAN (2012年10月6日). 2014年1月19日閲覧。
  6. ^ Mike Reiss (2012年9月9日). “Patriots have new difference-makers”. ESPN. 2014年1月19日閲覧。
  7. ^ Greg Knopping (2012年9月17日). “Patriots Week 2 Game Ball: Chandler Jones”. patspulpit.com. 2014年1月19日閲覧。
  8. ^ Zuri Berry (2012年10月14日). “5 takeaways from Patriots-Seahawks”. boston.com. 2014年1月19日閲覧。
  9. ^ Zuri Berry (2012年10月28日). “Final: Patriots 45, Rams 7”. boston.com. 2014年1月19日閲覧。
  10. ^ “DEジョーンズとLBチャンドラーが月間最優秀選手、守備部門”. NFL JAPAN (2013年11月28日). 2014年1月19日閲覧。
  11. ^ “DEチャンドラー・ジョーンズ”. NFL JAPAN (2013年12月30日). 2014年1月19日閲覧。
  12. ^ “Chandler Jones 2014 Game Log” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2019年2月23日閲覧。
  13. ^ “Super Bowl XLIX - Seattle Seahawks vs. New England Patriots - February 1st, 2015” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2019年2月23日閲覧。
  14. ^ Sessler, Marc (2016年3月15日). “Patriots trade Chandler Jones to Cardinals”. NFL.com. 2016年3月15日閲覧。
  15. ^ “Chandler Jones 2016 Game Log” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2019年2月23日閲覧。
  16. ^ Patra, Kevin (2017年3月10日). “Chandler Jones, Cardinals finalize five-year extension”. NFL.com. 2020年3月30日閲覧。
  17. ^ “NFL announces 2018 Pro Bowl rosters”. NFL.com (2017年12月19日). 2017年12月26日閲覧。
  18. ^ “Chandler Jones sets Arizona Cardinals record for sacks in a season” (英語). azcentral. 2019年2月23日閲覧。
  19. ^ “Chandler Jones 2018 Game Log” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2019年2月23日閲覧。
  20. ^ “2018 Arizona Cardinals Statistics & Players” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2019年7月23日閲覧。
  21. ^ Urban, Darren (2020年10月15日). “Cardinals Sign Isaiah Irving To Help At Linebacker; Chandler Jones To IR”. AZCardinals.com. 2021年9月13日閲覧。
  22. ^ “初戦でサック5回をマークしたカーディナルスLBチャンドラー・ジョーンズ”. NFL JAPAN. (2021年9月13日). https://nfljapan.com/headlines/67711 2021年9月13日閲覧。 
  23. ^ “自分の才能を最大限に発揮できるチームとの契約を目指すカーディナルスOLBジョーンズ”. NFL JAPAN. (2022年3月13日). https://nfljapan.com/headlines/74801 2022年3月17日閲覧。 
  24. ^ “レイダースがDEチャンドラー・ジョーンズと契約へ、エンガーコエをコルツCBヤシンとトレード”. NFL JAPAN. (2022年3月17日). https://nfljapan.com/headlines/74984 2022年3月17日閲覧。 
  25. ^ “ベンガルズQBバロウ、イーグルスQBハーツらが第13週の最優秀選手に”. NFL JAPAN. (2022年12月8日). https://nfljapan.com/headlines/84038 2023年2月24日閲覧。 
  26. ^ “勝負を分けたプレーに、“チャンドラー・ジョーンズは見えなかった“とペイトリオッツWRマイヤース”. NFL JAPAN. (2022年12月19日). https://nfljapan.com/headlines/83539 2023年1月25日閲覧。 
  27. ^ Franklin McNeil (2010年7月28日). “More to Jon Jones than just innate skills”. ESPN. 2014年1月19日閲覧。
  28. ^ Report: Chandler Jones hospitalized after using synthetic marijuana BLOODY ELBOW 2016年1月13日

関連項目

外部リンク

  • チャンドラー・ジョーンズ (@Chan95Jones) - X(旧Twitter)
  • 通算成績と情報 NFL.com, or ESPN, or Pro-Football-Reference (英語)
  • New England Patriots bio (英語)
  • Syracuse Orange bio (英語)


ラスベガス・レイダース 2023
クォーターバック
  • 13 Anthony・ブラウン
  • 10 ガードナー・ミンシュー
  •  4 エイダン・オコンネル

ランニングバック

ワイドレシーバー

タイトエンド

オフェンシブライン
  • 72 ジャーメイン・エルムノア T
  • 65 ローニス・グラス C
  • 71 ジャスティン・ヘロン T
  • 68 アンドレ・ジェームズ C
  • 61 ジョーダン・メレディス G
  • 74 コルトン・ミラー T
  • 77 セイヤー・マンフォード T
  • 66 ディラン・パラム G
  • 75 ブランドン・パーカー T
  • 70 グレッグ・ヴァン・ロテン G

ディフェンシブライン

  • 69 アダム・バトラー DT
  • 98 マックス・クロスビー DE
  • 95 ジョン・ジェンキンス DT
  • 51 マルコム・コーンス DE
  • 91 バイラル・ニコルズ DT
  • 97 ジャナリアス・ロビンソン DT
  • 90 ジェリー・ティラリー DT
  •  9 タイリー・ウィルソン DE
  • 93 バイロン・ヤング DT
ラインバッカー
  • 36 カーティス・ボルトン OLB
  • 56 アマリ・バーニー OLB
  •  5 ディバイン・ディーブロ OLB
  • 59 ルーク・マスターソン OLB
  • 41 ロバート・スピレーン MLB

ディフェンスバック

  •  0 ジェイコリアン・ベネット CB
  •  1 マーカス・エプス SS
  • 31 ブランドン・ファシソン CB
  • 37 タイラー・ホール CB
  • 39 ネイト・ホブス CB
  • 18 ジャック・ジョーンズ CB
  • 25 トレボン・モーリグFS
  • 20 アイザイヤ・ポラ=マオ FS
  • 21 アミク・ロバートソン CB
  • 29 クリス・スミス2世 SS

スペシャルチーム

リザーブリスト
  • 38 ブリテイン・ブラウン RB (IR)
  • 58 ダリエン・バトラー OLB (IR)
  • 43 カナーイ・マウガ OLB (IR)
  • 78 ダルトンワグナー T (IR)
  • 32 オースティン・ウォルター RB (IR)

練習生

  • 62 デヴィッド・エブカ・アゴハ DE
  • 30 コーネル・アームストロング CB
  • 94 マシュー・バトラー DT
  • 84 キーラン・コール WR
  • 76 D・J・フルカー T
  • 85 コール・フォザリンガム TE
  • 40 ジェイドン・グラント SS
  • 45 ジェイコブ・ジョンソン FB
  • 96 マークワン・マコール DT
  • 47 シンシア・マコーミック RB
  • 73 ジェイレン・マッケンジー T
  • 54 ネタン・ムティ G
  • 99 ネスタ・ジェイド・シルヴェーラ DT
  • 92 エラーソン・スミス OLB
  • 49 チャールズ・スノーデン DE
  • 26 サム・ウェブ CB
  • 83 クリスチャン・ウィルカーソン WR


Roster December 24, 2023現在
  • Depth chart
  • Transactions

アクティブ 53名 インアクティブ 5名
練習生 17名

1980年代
  • 82 D.マーティン(英語版)
  • 83 M.ガスティノー(英語版)
  • 84 M.ガスティノー(英語版)
  • 85 R.デント(英語版)
  • 86 L.テイラー
  • 87 R.ホワイト
  • 88 R.ホワイト
  • 89 C.ドールマン
1990年代
  • 90 D.トーマス(英語版)
  • 91 P.スウィリング(英語版)
  • 92 C.シモンズ(英語版)
  • 93 N.スミス
  • 94 K.グリーン
  • 95 B.ポープ(英語版)
  • 96 K.グリーン
  • 97 J.ランドル(英語版)
  • 98 M.シンクレア(英語版)
  • 99 K.カーター(英語版)
2000年代
2010年代
2020年代
1981年シーズンまで正式な記録として扱われず、2013年シーズンからディーコン・ジョーンズ賞として表彰
NFL2010年代オールディケードチーム
クォーターバック
ランニングバック
ワイドレシーバー
タイトエンド
オフェンシブライン
ディフェンシブライン
ラインバッカー
ディフェンスバック
  • パトリック・ピーターソン(英語版)
  • ダレル・リーヴィス
  • リチャード・シャーマン
  • エリック・ベリー(英語版)
  • アール・トーマス
  • エリック・ウィードル(英語版)
  • クリス・ハリス(英語版)
  • タイラン・マシュー(英語版)
スペシャルチーム
ヘッドコーチ
  1. アンドリュー・ラック
  2. ロバート・グリフィン3世
  3. トレント・リチャードソン
  4. マット・カリル
  5. ジャスティン・ブラックモン
  6. モリス・クレイボーン
  7. マーク・バロン
  8. ライアン・タネヒル
  9. ルーク・キークリー
  10. ステファン・ギルモア
  11. ドンタリ・ポー
  12. フレッチャー・コックス
  13. マイケル・フロイド
  14. マイケル・ブロッカーズ
  15. ブルース・アービン
  16. クイントン・コプルズ
  17. ドレ・カークパトリック
  18. メルビン・イングラム
  19. シェイ・マクレリン
  20. ケンドール・ライト
  21. チャンドラー・ジョーンズ
  22. ブランドン・ウィーデン
  23. ライリー・リーフ
  24. デビッド・デカストロ
  25. ドンタ・ハイタワー
  26. ウィットニー・マーセラス
  27. ケビン・ザイトラー
  28. ニック・ペリー
  29. ハリソン・スミス
  30. A・J・ジェンキンス
  31. ダグ・マーティン
  32. デビッド・ウィルソン
 
各年のNFLドラフト
  • 1936
  • 1937
  • 1938
  • 1939
  • 1940
  • 1941
  • 1942
  • 1943
  • 1944
  • 1945
  • 1946
  • 1947
  • 1948
  • 1949
  • 1950
  • 1951
  • 1952
  • 1953
  • 1954
  • 1955
  • 1956
  • 1957
  • 1958
  • 1959
  • 1960
  • 1961
  • 1962
  • 1963
  • 1964
  • 1965
  • 1966
  • 1967
  • 1968
  • 1969
  • 1970
  • 1971
  • 1972
  • 1973
  • 1974
  • 1975
  • 1976
  • 1977
  • 1978
  • 1979
  • 1980
  • 1981
  • 1982
  • 1983
  • 1984
  • 1985
  • 1986
  • 1987
  • 1988
  • 1989
  • 1990
  • 1991
  • 1992
  • 1993
  • 1994
  • 1995
  • 1996
  • 1997
  • 1998
  • 1999
  • 2000
  • 2001
  • 2002
  • 2003
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