ジョージア国家警備隊

国家警備隊旗

ジョージア国家警備隊(ジョージアこっかけいびたい、グルジア語:საქართველოს ეროვნული გვარდია)は、ジョージア(グルジア)における武装部隊。ジョージア軍の一部である。人員は約500名。

概要

旧ソ連時代末期の1990年12月20日に、ソ連中央に対抗する武装部隊として設立された。設立時の人員は、民間からの志願兵によって構成された。グルジア独立直後は、国内治安維持にあたり、アセチアやアブハジア民族紛争にも投入された。このほか、1990年代前半にはテンギス・キトバニに率いられ、私兵としても用いられ、ムヘドリオーニ(en:Mkhedrioni)とは対抗関係にあり、国内の混乱に拍車をかけている[1]。1994年にエドゥアルド・シェワルナゼのイニシャティブにより、国防省傘下に入り再編成され、国軍の一部となった。ジョージア軍はジョージア初の武装組織としての国家警備隊を前身の組織と見ている。2007年時点では4個旅団(基幹部隊)編制[2]

2008年時点では、一線兵力としてではなく、国家防衛、騒乱鎮圧や災害救援、予備役の訓練・動員を目的としている[3]

注釈

  1. ^ https://web.archive.org/web/20040914104558/homepage.mac.com/fina/akinoyutakaannex/Koyama.pdf グルジア共和国における平和構築プロセス
  2. ^ http://www.mod.gov.ge/files/kgzdmubaiageo.pdf
  3. ^ http://www.mod.gov.ge/files/pjctkuiqwleng.pdf

外部リンク

  • ジョージア共和国国防省公式サイト (グルジア語) / (英語)
  • globalsecurity