キープ・イット・トゥゲザー

キープ・イット・トゥゲザー
マドンナシングル
初出アルバム『ライク・ア・プレイヤー
リリース
ジャンル ポップス
時間
レーベル ワーナー・ブラザース・レコード(欧米)
ワーナーミュージック・ジャパン(日本)
作詞・作曲 マドンナ、ステファン・ブレイ
プロデュース マドンナ、ステファン・ブレイ
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 8位(全米ビルボード[1]
  • 1位(オーストラリア
  • 5位(日本)
  • マドンナ シングル 年表
    ディア・ジェシー
    1989年
    キープ・イット・トゥゲザー
    (1990年)
    ヴォーグ
    1990年
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    キープ・イット・トゥゲザー」 (Keep It Together) はマドンナの楽曲で、アルバムライク・ア・プレイヤー』(1989年)から、1990年に発表された通算第6枚目そして最後のシングルアメリカ日本では同アルバムから5枚目にシングル・カットされた。

    解説

    「キープ・イット・トゥゲザー」は、アルバム『ライク・ア・プレイヤー』からの最終シングルである。告白的な内容である同アルバムでは、カトリック教会に対する疑問、自身の結婚の崩壊、幼少時に失った母親父親との確執など私的なテーマが次々に取り上げられたが、その幕を閉じるにあたって、「家族の絆」こそが苦難の道を乗り越える支えであると肯定的なメッセージを訴えた。歌詞は正にマドンナの自伝であるかの如く、幼少時代6兄弟の一人として育った自分を振り返り、家を飛び出した後、スーパー・スターになった現在に至る自分を語っている。シングル発売後まもない1990年4月に敢行されたこのツアーでは、「キープ・イット・トゥゲザー」はステージで歌われる最後の曲として有名である。ここでマドンナは、黒のストラップの衣装を纏い、椅子を使ったダンス・パフォーマンスを披露する。曲自体のヒントとなったスライ&ザ・ファミリー・ストーンによる「ファミリー・アフェア」をイントロで歌い、最後にはステージで曲のコーラスを一人で歌いながら、帽子を落としてステージを去るという演出で終わる。

    リリース当時この曲にはプロモーション・ビデオが作られなかったが、1990年3月31日付けの全米ビルボードHot100では最高位8位まで登ることになる。ビルボードのダンス・クラブ・プレイ・チャートそしてマキシ・シングル・セールス・チャートでは第一位にそれぞれ輝いたヒット曲になった。オーストラリアでは「キープ・イット・トゥゲザー」は次のシングルである大ヒット曲「ヴォーグ」がB面として同時に発売された事によりチャートでは一位を記録した。発売されたシングル・ヴァージョンはシェップ・ペティボーンによってミックスされ、ステファン・ブレイによるオリジナルのファンキーR&B的なプロデュースとは異なり、もっとクラブ向けなダンス・ソングに仕上がっている。尚、後にMTVなどの音楽番組では「ブロンド・アンビション・ツアーヒューストン公演での「キープ・イット・トゥゲザー」のパフォーマンスがミュージック・ヴィデオとして放送された。

    収録曲

    日本盤 8 cm シングル (WPDP-6216)

    1. キープ・イット・トゥゲザー Keep It Together (Single Remix) 4:35
    2. キープ・イット・トゥゲザー Keep It Together (Instrumental Remix) 6:00

    公式リミックス・ヴァージョン

    • Album Version 5:03
    • Single Remix 4:35
    • Alternate Single Remix 4:51
    • 7" Remix 4:45
    • 12" Mix 6:59
    • 12" Remix 7:50
    • 12" Extended Mix 7:20
    • Dub 7:00
    • Bonus Beats 3:26
    • Instrumental Remix 6:00

    脚注

    [脚注の使い方]
    1. ^ “Madonna”. Billboard. 2023年1月16日閲覧。
    マドンナのシングル
    1980年代
    82年

    1.エヴリバディ

    83年

    2.バーニング・アップ - 3.ホリデイ - 4.ラッキー・スター

    84年

    5.ボーダーライン - 6.ライク・ア・ヴァージン

    85年

    8.マテリアル・ガール - 9.クレイジー・フォー・ユー - 10.エンジェル - 11.イントゥ・ザ・グルーヴ - 12.ドレス・ユー・アップ - 13. ギャンブラー

    86年

    11.リヴ・トゥ・テル - 12.パパ・ドント・プリーチ - 13. トゥルー・ブルー - 14. オープン・ユア・ハート

    87年

    15.ラ・イスラ・ボニータ - 16.フーズ・ザット・ガール - 17.コモーション - 18.ルック・オブ・ラヴ

    88年
    • 19.スポットライト
    89年

    20.ライク・ア・プレイヤー - 21.エクスプレス・ユアセルフ - 22.チェリッシュ - 23.オー・ファーザー - 24.ディア・ジェシー

    1990年代
    90年

    25.キープ・イット・トゥゲザー - 26.ヴォーグ - 27.ハンキー・パンキー - 28.ジャスティファイ・マイ・ラヴ

    91年

    29.レスキュー・ミー

    92年
    93年

    33.バッド・ガール - 34.フィーヴァー - 35.レイン - 36.バイ・バイ・ベイビー

    94年

    37.アイル・リメンバー - 38.シークレット - 39.テイク・ア・バウ

    95年

    40.ベッドタイム・ストーリー - 41.ヒューマン・ネイチャー - 42.愛をこえて

    96年

    43.ワン・モア・チャンス - 44.愛は色あせて - 45.ユー・マスト・ラヴ・ミー - 46.ドント・クライ・フォー・ミー・アルゼンチーナ

    97年

    47.アナザー・スーツケース

    98年

    48.フローズン - 49.レイ・オブ・ライト - 50.ドラウンド・ワールド / サブスティテュート・フォー・ラヴ - 51.パワー・オブ・グッバイ

    99年
    2000年代
    00年

    54.アメリカン・パイ - 55.MUSIC - 56.ドント・テル・ミー

    01年
    02年
    03年

    59.アメリカン・ライフ - 60.ハリウッド - 61.ミー・アゲインスト・ザ・ミュージック - 62.ナッシング・フェイルズ - 63.ラヴ・プロフュージョン

    05年
    06年

    65.ソーリー - 66.ゲット・トゥゲザー - 67.ジャンプ

    07年
    08年

    69.フォー・ミニッツ - 70.ギヴ・イット・トゥ・ミー - 71.マイルズ・アウェイ

    09年

    72.セレブレイション - 73.リヴォルヴァー

    2010年代
    12年

    74.ギヴ・ミー・オール・ユア・ラヴィン - 75.ガール・ゴーン・ワイルド - 76.マスターピース - 77.ターン・アップ・ザ・ラジオ

    14年
    15年

    79.ゴーストタウン - 80.ビッチ・アイム・マドンナ - 81.ホールド・タイト

    19年

    82.メデジン - 83.クレイヴ - 84.アイ・ライズ

    2020年代
    20年

    85.アイ・ドント・サーチ・アイ・ファインド - 86.レヴィテイティング

    22年
    23年

    88.ポピュラー - 89.ヴァルガー

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